
できる回転数(2000〜3000rpm)のものができるようになった。ここで初めて実用化されるようになった。 図24 ブランカの衝動タービン

図25 ド・ラバールの衝動タービン

次に多く使用されているパーソンス・タービンについて説明する。 図26 パーソンスタービンの略図

図27 パーソンシタービンの羽の略図

図25のド・ラバールタービンは、蒸気が動く羽根を通過するときに同じ圧力を保ち、その速力によってのみ働きかけるから、このタービンは衝動タービン又は等圧タービンといわれる所以であるが、これとは反対にパーソンスタービンは反動タービン又は不等圧タービンといわれている。これは、図26にみるとおり固定された案内羽根と回転羽根とがあって。蒸気がこれらの羽根を通過するときに圧力が減圧されるからである。図27は案内羽根と回転羽根の形を示し、蒸気の通過する道を示した簡略図である。 蒸気の効率を良くするために、大容量のタ一ビンになれば、タービンの羽根を装置した車室
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